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ニュースアーカイブ

距離、時間、環境(空間)など、「運ぶ」と「運ぶ」をコネクトした新提案「μ to km」

【ニュースレター】「搬送」が加速させる、スマートファクトリーの未来

「搬送」が繰り返されるものづくり現場
 ドイツ政府と民間企業によってインダストリー4.0(第4次産業革命)が提唱されてから、早くも10年の歳月が経過しました。このプロジェクトの始まりを機に、IoTやAIなどの先進技術を用いたスマートファクトリーの実現に向けた取り組みが世界中の工場で進められるようになりました。しかしその一方、スマートファクトリーという言葉の定義や捉え方にはバラつきがあり、実現に向けて課題を抱える製造現場も少なくありません。
 3月9~12日まで東京ビッグサイトで開催された世界最大級のロボット見本市「2022 国際ロボット展(iREX 2022)」でも、各社がスマートファクトリー実現に向けたさまざまな製品や技術の提案を行いました。当社も「μ to Km(ミクロン・トゥ・キロメートル)」をコンセプトに、生産・製造現場の「搬送」に着目したブースを出展して注目を集めまし

東京オートサロン2022で公開された「STI E-RA CONCEPT」と森宏志さん(STI)

【ニュースレター】世界記録に挑む「四輪EV」にモーターユニットを供給

やるからには世界一を目指す
 「20年ほど前になりますが、私は市販車『WRX』の開発で8分00秒の壁に挑んだことがあります。もちろん比べるべきものではないのでしょうが、その経験と照らし合わせると6分40秒(400秒)というタイムは異次元の目標です。いずれにしても、ドライバーが意のままに操ることのできるクルマでなくては到達できない領域だと考えています」
 今年1月に開かれた東京オートサロン2022。そのスバルブースでひと際注目集めたのが、写真のコンセプトモデル「STI E-RA CONCEPT」です。「やるからには世界一を目指さなければならない」という高い志で、スバルテクニカインターナショナル(株)(以下・STI)が開発を進める近未来モータースポーツEVです。
 冒頭の述懐は、「STI E-RA」の開発プロジェクトを牽引する同社の森宏志さん(新規事業推進室 部長)によるもの

【ニュースレター】はい、ヤマハ発動機 広報です。No.172(まとめ)

このニュースレターは、2月7日、14日、および21日に配信した内容をPDFファイルにまとめてご案内しているものです。
 
【社会】坑道見学で活躍する「低速電動モビリティ」
北上山地の西部に位置する釜石鉱山は、良質な鉄鉱石の産地として明治時代から栄えてきました。1993年に大規模な採掘は終了しましたが、いまでは地下水力発電所による発電や、ミネラルウォーター「仙人秘水」の産地として注目を集めています。そのアリの巣のように伸びる坑道内を、ビジネス視察に訪れる皆さんや社会科見学の子どもたちを乗せて、当社の低速電動モビリティが活躍しています。
(この記事を読む)  
【技術】連成解析による「音の見える化」で農業現場に貢献
農業の近代化に「空からの散布」等で貢献する産業用無人ヘリコプター。働き手の減少や高齢化が進む日本各地の農業現場で、頼れるパートナーとして活躍

「身近な企業との交流をキャリア教育にもつなげたい」と大須賀教諭(左)

【ニュースレター】電気を「知る・体感する」授業を地元小学校で実施

企業との交流をキャリア教育にも
 「あ、回った!」――。
 エナメル線を巻いた手づくりのコイルが勢いよく回り出すと、理科室には子どもたちの笑顔が広がりました。「はい、これがモーターの原理です。くるくる回転する軸にタイヤを取り付ければ、それが電気で走るクルマ、EV(エレクトリック ビークル)になります」。
 静岡県袋井市の今井小学校。6年生の児童が受講しているのは、当社グループ社員が講師を務める体験型授業「電動乗りもの教室」です。1円玉と10円玉、食塩水、キッチンペーパーなど身近なものを使って電気をつくる実験や、電磁石の力で回転を生み出すモーターの仕組みなどを学びました。
 「感染防止対策で、子どもたちの学校生活も大きな影響を受けています。人と人との距離はもちろんですが、リアルなモノに触れる機会も少なくなりました。ですからこうした実体験を伴う活動はたいへん貴重なもので

空気の流れを高精度に解析し、産業用無人ヘリコプターの流体音源を見える化

【ニュースレター】連成解析による「音の見える化」で農業現場に貢献

「バババ…」の正体を解き明かす
 農業の近代化に「空からの散布」等で貢献する産業用無人ヘリコプター(以下・産業用無人ヘリ)。働き手の減少や高齢化が進む日本各地の農業現場で、頼れるパートナーとして活躍しています。また近年では運搬、観測、調査など、さまざまなソリューション分野にも活躍の領域を広げています。
 「稼働時の静音性をさらに一段高めることができたら、活用のフィールドはもっと広がるはず」。そう話すのは産業用無人ヘリ「FAZER R」の設計者、水野健太さん(当社・UMS事業推進部)です。「その足掛かりとして、連成解析による“音の見える化”に取り組んでいます」と話します。
 上空を飛ぶヘリコプターの「バババババ……」という音は、エンジンが発する音や、ローターの流動音が混ざり合って聞こえています。水野さんらが取り組む「連成解析」とは、静音化のための音響解析だけでなく、流体解析

電磁誘導による自動運転で坑道を走るヤマハランドカー

【ニュースレター】坑道見学で活躍する「低速電動モビリティ」

トロッコに代わる移動手段を
 鉄と魚とラグビーの町、岩手県釜石市――。北上山地の西部に位置する釜石鉱山は、良質な鉄鉱石の産地として明治時代から栄えてきました。1993年に大規模な採掘は終了しましたが、いまでは地下水力発電所による発電や、岩盤から湧き出すミネラルウォーター「仙人秘水」の産地として注目を集めています。
 写真は、釜石鉱山(株)(https://www.sennin-hisui.com/) が管理する坑道の現在の姿です。アリの巣のように伸びる坑道内は、一年を通して湿度90%、気温10度という厳しい環境。その中を当社製の5人乗り電動ランドカーが、ビジネス視察に訪れる皆さんや社会科見学の子どもたちを乗せて、ゆっくりと一定の間隔を保ちながら進んでいきます。
 「昨年、電動カートを導入するまでは、枕木の上にレールを敷いてバッテリー式のトロッコを走らせていました」。こう話

【ニュースレター】はい、ヤマハ発動機 広報です。No.171(まとめ)

このニュースレターは、1月11日、17日、および24日に配信した内容をPDFファイルにまとめてご案内しているものです。
 
【社会】課題と向き合う人びとを描くSDGsムービー
当社のウェブサイトで公開中のSDGs映像シリーズ「FIELD-BORN」は、社会課題の解決に向けたさまざまな取り組みを紹介するコンテンツです。そのVol.1では、地域のお年寄りや観光客の皆さんの移動手段として活躍する、広島県福山市のグリスロタクシーの事例を紹介しています。「愛する故郷の暮らしに、あと少しだけ移動の便利さを加えたい」と願う、地域に根差したタクシー会社の取り組みをご覧ください。
(この記事を読む)  
【技術】仲間とともに広げる「100%水素エンジン」の可能性
当社をはじめとする自動車関連会社5社は、昨年11月、内燃機関を活用した燃料の選択肢を広げる共同研究の可能性

グラベルバイク「WABASH RT」(3月10日発売)

【ニュースレター】カジュアルに「グラベル」を楽しむ e-Bike を提案

欧米で人気を集める「グラベルバイク」
 「グラベル(gravel)とは、砂利を意味する英語です。このグラベルロード(未舗装)を楽しむスタイルが、いま欧米の自転車ファンの間で急速に人気を高めています。クルマで言えばSUVに近いかもしれません。カジュアルなマインドとファッションで、グラベルを楽しむ愛好者が広がっています」
 1月中旬に開かれた「新型電動アシスト自転車(e-Bike)発表会」。このトークセッションで「グラベル」という聞き慣れない言葉について説明を加えたのは、3月10日に発売を控えた新製品「WABASH RT(ワバッシュ アールティ)」の商品企画を担当した黒沢大介さん(当社SPV事業部)です。「WABASH RT」は、日本ではまだなじみの薄い「グラベル」の楽しみ方を広く提案するe-Bikeです。
 グラベルライド愛好者の多い欧米では、自転車にキャンプ道具を積んで冒

90度V型5.0リッターDOHC 32バルブの高性能エンジンを水素化

【ニュースレター】仲間とともに広げる「100%水素エンジン」の可能性

「内燃機関にこだわり」を持つ会社
 「当社は、2050年にカーボンニュートラルの実現を目指しています。その一方で、社名に“発動機”とあるように、内燃機関への強い思いとこだわりを持った会社でもあります」(当社・日髙祥博社長)
 昨年11月、カーボンニュートラルの実現に向けて、川崎重工業(株)、(株)SUBARU、トヨタ自動車(株)、マツダ(株)、そして当社の5社は共同発表を行い、内燃機関を活用した燃料の選択肢を広げる共同研究の可能性について検討を開始しました。その会場で披露したのが、トヨタ自動車からの委託により当社が開発した写真のV型8気筒水素エンジンです。「レクサスRC F」などに搭載される5.0リッター・エンジンをベースに、インジェクターやシリンダーヘッド、サージタンクなどを改良したこの水素エンジンは、最高出力335kW/6,800rpm、最大トルク540Nm/3,600rp

当社ウェブサイトの新コンテンツ「FIELD-BORN」

【ニュースレター】課題と向き合う人びとを描くSDGs ムービー

「移動の便利さ」で地域の課題に応えたい
 広島県福山市の東部、鞆の浦地区。狭い石畳の道をゆっくり走るのは、当社製のグリーンスローモビリティ※(通称グリスロ)「AR-05」です。全国初の「緑ナンバーをつけたグリスロタクシー」として2019年に運行を開始して以来、地域のお年寄りや観光客の皆さんに愛され続け、すっかり歴史ある港町の風景に溶け込んでいます。
 「鞆の浦の人口は、この30年間で半減しました。また、住民の約半数を65歳以上が占める典型的な過疎・高齢化地域でもあります」。こう話すのは、アサヒタクシー(株)代表の山田康文さん。グリスロを用いた鞆の浦の活性化について、「祖父の代から地域の二次交通を担ってきた者として、この町が抱える課題を解消するために貢献したいという思いをずっと持っていた」と、その動機を話します。
 当社のウェブサイトで公開中のSDGs映像シリーズ「FIEL

【ニュースレター】はい、ヤマハ発動機 広報です。No.170(まとめ)

このニュースレターは、12月3日、9日、13日、および24日に配信した内容をPDFファイルにまとめてご案内しているものです。
 
【社会】社会課題の解決に向けた特例子会社の挑戦
中古パソコンの裏ぶたを開け、リユースのためのSSD換装作業に取り組んでいるのは、当社の特例子会社、ヤマハモーターMIRAI(株)の従業員です。同社では、オフィスサポートや清掃、部品包装といったこれまでの業務に加え、新たにPCの再生業務をスタートさせました。このスキームを軌道に乗せることができれば、「全国の特例子会社の新規事業に応用できる」と期待を広げています。
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【製品】国内初ゼロエミッションマリーナに「HARMO」登場
日本初となる自然エネルギーで稼働する「ゼロエミッションマリーナ」のモデル基地(大阪府)で、次世代の電動操船システム「HARMO(ハルモ

選手、スタッフ、フロント一丸で「日本一のプロラグビークラブ」を目指す

【ニュースレター】意識変革!企業チームから「日本一のプロクラブ」へ

「プロクラブ」としての意識変革
 「僕らのビジョンは、はっきりしています。それは静岡から世界を魅了する、日本一のプロフェッショナルラグビークラブをつくること。静岡県の皆さんや幅広い支援企業の皆さんに、僕らはどんな貢献ができるのか? 選手同士で話し合いを重ねることで意識もがらりと変わりました」
 2022年1月7日に開幕する新リーグ、ジャパンラグビー リーグワン。ヤマハ発動機ジュビロを前身とする静岡ブルーレヴズは、12チームで構成される最高峰のディビジョン1に所属し、開幕戦ではトヨタヴェルブリッツと対戦します。
 新時代の幕開けを前に、クラブの未来を冒頭のように語ったのはロックの桑野詠真選手。昨季は開幕前に靭帯断裂の大けがを負いリハビリに明け暮れただけに、新リーグにかける思いも人一倍強いようです。
 桑野選手は、当社社員としてコーポレートコミュニケーション部に所属し、

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ヤマハ発動機グループは、「世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供する」ことを目的に、人々の夢を知恵と情熱で実現し、つねに「次の感動」を期待される企業、”感動創造企業“をめざします。

ヤマハ発動機は、パワートレイン技術、車体艇体技術、制御技術、生産技術を核とし、二輪車や電動アシスト自転車などのランドモビリティ事業、ボート、船外機等のマリン事業、サーフェスマウンターやドローンなどのロボティクス事業など多軸に事業を展開、世界30 ヶ国・地域のグループ140社で開発・生産・販売活動を行い、企業目的である「感動創造企業」の実現に取り組んでいます。今や、当社製品は180 を超える国・地域のお客さまに提供され、連結売上高の約9 割を海外で占めています。http://global.yamaha-motor.com/jp/

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