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ニュースアーカイブ

危機管理産業展に出展した発電機のコンセプトモデル

【ニュースレター】平時に楽しみ、有事に役立つ。防災スタイルの新提案

遊んで備える「PLAY SURVIVE」
 「発電機を購入しましたが、まだ一度も箱から出していません。いざという時にきちんと動きますか?」。当社のカスタマーコミュニケーションセンターに寄せられたお客さまからの問い合わせです。
 東日本大震災が発生した2011年以降、防災目的で発電機を購入されるお客さまが増え、冒頭のような質問や相談が入るようになりました。建築現場などのプロユースとは異なり、防災目的で購入された発電機は長期間にわたり格納されているケースが多く、平時の出番はあまり多くありません。「ですから大きな台風などが通過すると、『動かない』『動かせない』というお客さまからのお問い合わせをいただくことがあります」(ヤマハモーターパワープロダクツ(株)国内営業部 原田靖也さん/写真左)
 「遊んで 備える PLAY SURVIVE」――。これは今秋開かれた国内最大級の防災見本

楽しく、快適に静かに操船できる次世代操船システム「HARMO」

【ニュースレター】国内初ゼロエミッションマリーナに「HARMO」登場

ゼロエミッションを実現したモデル基地
 さる11月10日と11日の2日間、日本で初めてとなる“自然エネルギーで稼働する”「ゼロエミッションマリーナ」のモデル基地の内覧会が大阪府堺市で行われました。そのなかで、当社が開発した次世代の電動操船システム「HARMO(ハルモ)」の走行会を実施しました。
 堺市の旧堺港に位置するクリエイションマリーナ内に設置されたこのモデル基地は、水上交通手段としての電動船の普及、マリーナ周辺施設の電化等を目指すEV船販売株式会社(東京都/工藤清人代表取締役)が、2025年に開催される大阪・関西万博の開催に向けた取り組みとして、国内28社の企業・団体の協力を得ながら完成させたもの。マリーナ内の電源は、すべてを自然エネルギーによる発電と蓄電によって確保し、桟橋に係船した電動の小型船舶に非接触でワイヤレス充電するシステムを設置するなど、文字通り「ゼロエミッシ

新たな業務領域である「PC再生」に取り組む社員

【ニュースレター】社会課題の解決に向けた特例子会社の挑戦

PC再生業務で新たな価値を創出
 中古パソコンの裏ぶたを開け、リユースのためのSSD換装作業に取り組んでいるのは、当社の特例子会社、ヤマハモーターMIRAI(株)の従業員です。MIRAI社では現在、知的障がい者30名、精神障がい者2名、身体障がい者1名を含む52名が、オフィスサポート業務やオフィス清掃、部品包装などの仕事に取組み、社員として働いています。
 「新たにスタートしたPCの再生業務は、変革を目指す私たちのチャレンジの一つです」と話すのは、同社社長の高橋愛さん。「中古PCのリユースは社会課題の解決につながると同時に、ヤマハ発動機グループの環境経営にも貢献すると考えています。こうしたエシカルな価値を持つ取り組みの一端を担うことで、私たちMIRAIの新たな価値を生み出していきたいと考えています」(同)
 PC再生という新たな業務領域は、就労選択肢の拡大にもつながります

【ニュースレター】はい、ヤマハ発動機 広報です。No.169(まとめ)

このニュースレターは、11月8日、15日、および22日に配信した内容をPDFファイルにまとめてご案内しているものです。
 
【製品】より幅広いモビリティに「走りの上質感」を
「パフォーマンスダンパー」は、走行中のごくわずかな車体の変形や不快なノイズ、また振動などを効果的に吸収する制振装置です。量産自動車に初めて採用されてから17年が経過しますが、その累計出荷実績は四輪車用と二輪車用合わせて200万本以上。近年では「揺れが少なく、車酔いが改善された」といったお客さまの声も聞かれるなど、ますます需要を拡げています。
(この記事を読む)  
【イベント】空想世界を実現する、その楽しさを伝えたい
写真は、当社従業員親子を対象にした「キッズプログラミング教室」。子どもたちが組んだプログラムでロボットカーが走り、曲がり、止まるまでを体験しながら、プログラミングの

11月上旬のおいも掘り。これまでに15種ほどの野菜や穀物を栽培

【ニュースレター】子どもたちが育てた各種食材を社員食堂に提供

食育活動の一環としての野菜づくり
 「うんとこしょ、どっこいしょ!」。子どもたちの元気な声が響くのは、当社から徒歩で10分ほどの静かな住宅街。ヤマハ発動機グループの事業所内託児施設「わいわいランド」に隣接する畑で、11月上旬、子どもたちが育てたサツマイモの収穫が行われました。
 子育て世代の従業員の支援を目的に、同施設が開所したのは2005年。「延長保育が可能なので、急な残業にも対応できる」「職場の近くに子どもがいるのは安心」「通勤の流れで送迎できるのが嬉しい」「会社の稼働日に合わせて祝日も預かってもらえる」など、働き盛りの保護者の皆さんからも好評です。現在は0~5歳児までの37人の子どもたちが毎日元気に園生活を送っています。
 「わいわいランド」で野菜づくりがスタートしたのは2009年。食育の一環として子どもたちが苦手なトマトやピーマンの栽培を始めたことをきっかけに、毎

来年からの本格開催を控え、従業員家族を対象に実施した「キッズプログラミング教室」

【ニュースレター】空想世界を実現する、その楽しさを伝えたい

メカと制御を行き来する未来人材を
 「私たちが子どもの頃は、ものづくりと言えば機械仕掛けのメカ一辺倒でした。それに対して現在のものづくりのポイントは、メカと制御の組み合わせです。機械と制御、その両方を理解して行き来できるエンジニアが、これからのものづくりを牽引していくのだろうと考えています」(当社コーポレートコミュニケーション部・海野敏夫さん/写真左)
 写真は、当社従業員親子を対象にした「キッズプログラミング教室」の様子です。子どもたちが組んだプログラムでロボットカーが走り、曲り、止まるまでを体験しながら、プログラミングの基礎や楽しさを学びます。講師を務める海野さんは、「来年からは地域のお子さんたちにも参加してもらえるよう、開催準備を進めています」とはりきっています。
 子どもたちは、あらかじめ設定されたコースで速度や距離、曲がる角度を計測し、それらを集計してロボットカ

二輪車用の「パフォーマンスダンパー」(「TRACER9」に装着)

【ニュースレター】より幅広いモビリティに「走りの上質感」を

累計出荷数実績は200万本以上
 「地上を移動する乗りものでしたら、どんなものに装着しても上質な付加価値を与えられる可能性があると考えています。量産自動車に初めて採用されてからすでに17年が経ちますが、日ごとに進化していますし、まだまだ大きな伸びしろを持った技術領域だと感じています」
 当社AM開発統括部の飯倉雅彦さんが手にしているのは、「パフォーマンスダンパー(写真は二輪車用の製品)」という部品。走行中のごくわずかな車体の変形や不快なノイズ、また振動などを効果的に吸収する制振装置です。すでに四輪車用と二輪車用合わせて累計200万本以上の出荷実績を持ち、近年では需要の伸びをさらに加速させています。
 「二輪車の乗り心地にも効果が認められて、二輪車に適合する製品を開発したのが約10年前。当時は自社製品のごく限られたモデルだけが対象でしたが、その後、大きさや重量、外観品質、も

【ニュースレター】はい、ヤマハ発動機 広報です。No.168(まとめ)

このニュースレターは、10月1日、14日、および21日に配信した内容をPDFファイルにまとめてご案内しているものです。
 
【技術】ブルーボトルコーヒーの風味を支える「縁の下の力持ち」
有田焼の銘窯「久右エ門」の手技によってつくられる、ブルーボトルコーヒーのドリッパー。ミクロン単位で管理されるその抽出口の精度を、ヤマハ発動機のものづくりが支えています。窯元の匠が用いる検査治具の企画・設計・製造を担ったのは、当社の試作技術部門のクラフトマン。いくつもの試作を重ね、100分1ミリの高精度を保証するオリジナル治具をつくりました。
(この記事を読む)  
【製品】若手の着想による「共生社会」へのアプローチ
当社と(株)ヘラルボニーのコラボレーション商品、電動車いす用「アートスポークカバー」。この商品の開発のきっかけは、若手社員たちによる自主的なマーケティング

FC会三役と事務局の皆さん。「時代の変化に合わせ、伝統の継承と変革にチャレンジする」と齋藤会長(前列右から2番目)

【ニュースレター】「現場監督者」の縦×横をつなぎ続けて半世紀

「強い現場」を目指す監督者の研究会
 1955年7月1日に静岡県浜名郡北浜村(現・浜松市浜北区)で創立した当社が、現在の磐田市に本社を移転したのは1972年2月のこと。二輪車の急激な輸出拡大を背景に、なだらかな丘陵地帯の18万平方メートルに年間60万台を見据えた増産体制を築き、新たな一歩を踏み出しました。それからちょうど50年。本社移転に前後してスタートしたさまざまな取り組みや活動が、間もなく50周年を迎えようとしています。
 たとえば、J2ジュビロ磐田の前身・ヤマハ発動機サッカー部の創部もこの年。同じように、生産現場では1971年11月に「ヤマハ発動機技能役付会(以下・FC※会)」が発足し、現場監督者たちによる人財育成をはじめ、モノづくりに関わるさまざまな自主研究がスタートを切りました。半世紀前に誕生したこの研究会は、いまなおその歴史をつなぎ続け、本年12月に開かれる総会で設

企画を担当した若手社員の一人、宇田亜美さん

【ニュースレター】若手の着想による「共生社会」へのアプローチ

発端は若手社員による「自主研究会」
 「電動車いすのお客さまから、素敵な体験談をお聞きました。町の中で通りすがりの親子とすれ違った時、『おねえさんのタイヤ、きれいでかわいい』 って声を掛けてもらったんだそうです。その光景を思い浮かべて、私たちが考える共生社会、その第一歩を象徴しているように感じました」
 こう話すのは、当社JW※ビジネス部の宇田亜美さん(写真)。当社と(株)ヘラルボニーのコラボレーション商品、電動車いす用「アートスポークカバー」の企画を担った一人です。
 ヘラルボニー社は、“異彩を、放て。”をミッションに障がいのイメージの一新をめざす福祉実験ユニットです。障がいのあるアーティストが描く作品をプロダクトにして社会に提案し、その収益の一部をアーティストに還元しています。新商品の「アートスポークカバー」では、同社がライセンス契約を結ぶ3人のアーティストの作品が採

加工を終えた検査治具のゲージ。三次元測定で精度を保証

【ニュースレター】ブルーボトルコーヒーの風味を支える「縁の下の力持ち」

ミクロン単位の精度を守る「最後の砦」
 有田焼の銘窯「久右エ門」の手技によってつくられる、ブルーボトルコーヒーのドリッパー。適切なスピードで一定の流れを生み出すリブの設計や、特徴的な1穴の構造など、その美しいシルエットにたくさんのこだわりが詰め込まれた逸品です。
 糸のようにカップに落ちる褐色の軌跡。それを生み出しているのは、ドリッパーの底に開いた小さな穴です。ミクロン単位で管理されるこの抽出口にこそ、じつは風味豊かなブルーボトルコーヒーの秘密の一つがあるのです。そして、その極めて高い精度へのこだわりを、当社のものづくり技術が縁の下で支えています。
 写真は有田焼の匠が用いる検査治具の先端部(ゲージ)。焼き上がったドリッパーは、このオリジナル治具を用いて抽出口の大きさの検査を受けます。良品として認定されるための公差は極めて小さく、デリケートな性質を持つ磁器製品だからこそ、

【ニュースレター】はい、ヤマハ発動機 広報です。No.167(まとめ)

このニュースレターは、9月6日、24日、および28日に配信した内容をPDFファイルにまとめてご案内しているものです。
 
【研究】革新的軽量化に貢献した「アルミブレンダー」
「ほんの少し条件を変えただけで、性格がまったく変わってしまう。本当に繊細で、遊びの幅もない相手」。まるで友人や知人のことをおもしろおかしく紹介するかのように、大島かほりさんが話すその「相手」とはアルミニウムのこと。二輪車や船外機など、当社のさまざまな製品に用いられる材料です。上司はその存在を「ヤマハ発動機が誇るアルミブレンダー」と称し、賛辞を送ります。
(この記事を読む)  
【海外】「日本式ものづくり学校」が迎えた初の卒業式
世界最大の二輪車市場であるインドは、13億人を超える国民のうち、40%以上を25歳未満の若者が占めるエネルギッシュな国です。一方で就業年齢に達した若者たち

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ヤマハ発動機グループは、「世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供する」ことを目的に、人々の夢を知恵と情熱で実現し、つねに「次の感動」を期待される企業、”感動創造企業“をめざします。

ヤマハ発動機は、パワートレイン技術、車体艇体技術、制御技術、生産技術を核とし、二輪車や電動アシスト自転車などのランドモビリティ事業、ボート、船外機等のマリン事業、サーフェスマウンターやドローンなどのロボティクス事業など多軸に事業を展開、世界30 ヶ国・地域のグループ140社で開発・生産・販売活動を行い、企業目的である「感動創造企業」の実現に取り組んでいます。今や、当社製品は180 を超える国・地域のお客さまに提供され、連結売上高の約9 割を海外で占めています。http://global.yamaha-motor.com/jp/

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