Skip to content

ニュースアーカイブ

【ニュースレター】はい、ヤマハ発動機 広報です。No.155(まとめ)

このニュースレターは、9月7日、14日、および23日に配信した内容をPDFファイルにまとめてご案内しているものです。
 
【製造】現場に息づく非合理なひと手間〈ヤマハの手〉

当社のものづくりの現場には、合理的工法を追求する理論値思考が根づいています。その一方で、ヤマハ製品ならではの付加価値を生み出している「非合理なもうひと手間」が伝統的に大切にされてきました。言い換えるなら、当社の製造・生産現場に息づくクラフトマンシップ。各工場、各工程で積み上げられたこれらのこだわりの技は、〈ヤマハの手〉と呼ばれています。
(この記事を読む)  
 
【社会】災害時の信号停止に備えた「官民連携」

当社では、社会貢献活動の重点領域の一つとして、製品や人材

美しく広大な西太湖でスポーツボートをエンジョイ

【ニュースレター】中国における「体験」を通じたブランディング

モノからコトへ。変容する価値観
 「ここのところ、日本のメディアから『爆買い』という言葉が消えたような気がしませんか? もちろんコロナ禍による渡航の制限で、中国からの観光客がいなくなったいう事実はあるでしょうが、それよりも富裕層を中心とした価値観の変容こそがその主要因だと私たちは捉えています」
 こう話すのは、中国における当社の現地法人YMCN※1の岡野敦彦総経理。「つまり、モノよりコト。高価な持ち物より、誰もしたことのないような体験を求め、さらに、それらに付随するようにアウトドアやファミリーといったキーワードがクローズアップされるようになりました。こうした現象に、私は北米型アウトドアレジャーと共通するものを感じています」
 今年7月、上海から西に約100キロ、西太湖の湖畔に「ヤマハ発動機常州体験センター」がオープンしました。大切な家族や友人た

本社守衛本部前の信号機。3年前の台風による停電で機能を失った

【ニュースレター】災害時の信号機停止に備えた「官民連携」

本社前の交差点で起きた信号機停止
 昨年9月、各地に甚大な被害をもたらした台風15号では、千葉県を中心に大規模な停電が発生しました。この停電により、県内にある約8,400基の信号機のうちおよそ2割にあたる約1,600基(最大時)がダウンし、信号機能を失った交差点では複数の事故が発生しました。
 上の写真は、当社守衛本部前の交差点(静岡県磐田市)。従業員の通勤だけでも毎日のべ5,000台もの車が行き交い、さらに工場に部品を運ぶトラックや製品を載んだ大型トレーラーが頻繁に往来する交通量の多い交差点です。この交差点の信号機も2017年の台風21号による停電で一時機能を失い、その復旧には2日間を要しました。
 「幸いにも事故はありませんでしたが、渋滞などによるさまざまな混乱が起こりました」と振り返るのは、当社総務部の前田隆さん。この事態に手旗信号での

生産・製造現場で大切にされるひと手間。写真は歯車部品の鍛造工程

【ニュースレター】現場に息づく非合理なひと手間〈ヤマハの手〉

クラフトマンシップを「見える化」する
 「当社のものづくりの現場には、合理的工法を追求する理論値思考※が根づいています。その一方で、矛盾していると思われるかもしれませんが、ヤマハ製品ならではの付加価値を生み出している『非合理なもうひと手間』が伝統的に大切にされてきました。言い換えるなら、当社製造・生産現場におけるクラフトマンシップです。そのひと手間を、私たちは〈ヤマハの手〉と名づけました」(車体製造部・郷匡博さん)
 郷さんのもとに、「ものづくりの現場が内包している価値を、お客様や社内からも見えるようにしてほしい」という経営層からの要望が届いたのは今年初めのこと。その背景には、お客様視点では大きな魅力に映るものづくりの工程が、当の現場では「プロとして当たり前の仕事」と、作業者や職場組織の自負や気概に留まっていたことがありました。
 「会社としては

【ニュースレター】はい、ヤマハ発動機 広報です。No.154(まとめ)

このニュースレターは、8月4日、20日、および27日に配信した内容をPDFファイルにまとめてご案内しているものです。
 
【スポーツ】GKグローブを楕円球に持ち替えた「新入社員」

女子ラグビーチーム「アザレアセブン」の伊藤三紗さんは、今春、当社に入社したばかりの新入社員。現在はオートバイの組立ラインで作業実習を積んでいます。ラグビー歴こそまだ半年足らずの伊藤さんですが、小学1年生から続けてきたサッカーではゴールキーパーとして活躍し、今年1月、高校日本一にも輝きました。「トライの瞬間が好き。ゴールキーパーでは味わえない華があるから!」と笑う、元気で魅力的な女性です。
(この記事を読む)  
 
【事業】電動車いす事業25周年。折鶴に込める「感謝」
<

完成検査を終え、出荷場に向かう「セロー」シリーズ最後の1台

【ニュースレター】社員にも愛されたロングセラーの「生産終了」

社員有志が見守る中「最後の1台」を出荷
 完成車検査員に押されてその一台が出荷場に姿を現すと、見送りのために集まった社員有志から拍手が沸き起こりました。「ありがとう!」と声をかける営業系の社員、目を潤ませる女性社員、何かを思い出すように、じっと車体を見つめ続ける技術系のベテラン社員もいます。
 マウンテントレール「セロー250 FINAL EDITION」。7月31日、その最後の1台が大勢の社員に見送られて生産ラインを後にすると、35年間にわたる「セロー」生産の歴史が静かに幕を下ろしました。
 「セロー」は、1985年に誕生したオフロードバイク。オフロード二輪市場にマウンテントレールという新たなカテゴリーを創出してファンをひろげるとともに、その扱いやすさや汎用性の高さで女性や初心者からも大きな支持を集めました。一方で、国内向けだけでも累計生産

電動車いす製品のご購入者に届けられる折鶴

【ニュースレター】電動車いす事業 25周年。折鶴に込める「感謝」

コロナ禍の制約の中で伝える「感謝」
 「2020年は、当社が電動車いす事業を開始してから25周年の節目にあたります」――。こう話すのは、JW※ビジネス部の荒田大輝さん。
 「この四半世紀の歩みの中で、お客様や販売店様はもちろん、多くの方々がJWの事業や製品の発展を支えてくださいました。ですから、今年をそうした皆様に『感謝の気持ちをお伝えする年』と位置づけて各種準備を進めてきたのですが、コロナ禍の影響で、予定していたほぼすべての活動が実現困難になってしまいました」と続けます。
 イベントの中止やテレワークへの移行で、活動自体に大きな制約がかかる中、「みんなで鶴を折って、お客様や販売店様にお届けするのはどうだろう。ささやかな取り組みだが、感謝の気持ちをお伝えできるのでは?」というアイデアが浮上したのは、緊急事態宣言発令中の4月下旬のこと。荒田さんが所

アザレア・セブンの拠点、エコパスタジアムで汗を流す伊藤三紗さん

【ニュースレター】GKグローブを楕円球に持ち替えた「新入社員」

全国制覇2週間後に「初ラグビー体験」
 「トライした時のあの感じ。あの喜び。本当に気持ちがいいんです。ゴールキーパーがなかなか味わうことのできない華って言うんですか、うん、ラグビーではそういう気分も楽しんでます(笑)」
 今春、当社に入社した伊藤三紗さん、18歳。ラグビー歴はまだ半年足らずですが、小学1年から続けてきたサッカーでは、静岡県の強豪、藤枝順心のゴールキーパーとして高校日本一も経験しています。
 (一社)アザレア・スポーツクラブ(代表理事:清宮克幸氏)が運営する女子ラグビーチーム「アザレア・セブン」の体験会に、伊藤さんがラグビー未経験者として参加したのは今年1月末のこと。最後の高校選手権決勝で神村学園を下し、日本一に輝いたわずか2週間後でした。
 「もう就職は決まっていて、一方で社会人になってもスポーツを続けたいと考

【ニュースレター】はい、ヤマハ発動機 広報です。No.153(まとめ)

このニュースレターは、7月6日、21日、および29日に配信した内容をPDFファイルにまとめてご案内しているものです。
 
【技術】開発現場の課題から発生した「VR酔い」研究

エンタテインメントや産業の分野など、さまざまな場面でVR(仮想現実)技術の活用領域が広がりを見せています。しかしその一方で、VRを体験した人が車酔いにも似た「VR酔い」を引き起こすことがあり、VR技術のさらなる発展・普及に向けて課題の一つとなっています。静岡大学と当社の共同研究グループは、エンジン音と振動を同期化させるとVR酔いを大幅に低減できることを突き止め、その研究成果を発表しました。
(この記事を読む)  
【レジャー】新ウォータースポーツに五郎丸選手らが挑戦

当社ラグ

7月に開かれたヤマハ(株)有志チームとのeスポーツ交流戦

【ニュースレター】志も高く「eスポーツ同好会」が活動開始!

約50人の社員がオンラインで活動中
 「スター選手が登場した瞬間、満員のファンから熱狂的な声援が沸き上がりました。若い女性ファンがアイドルのコンサートのようにうちわを手に応援していたり、初めて見たeスポーツの盛り上がりぶりは想像をはるかに超えたものでした。業務課題として若年層との新たなブランドコミュニケーションの手法を考えていた自分にとって、それは新鮮な発見でしたし、この分野の可能性を実感する貴重な体験となりました」
 今春から本格的な活動を開始した、当社のeスポーツ同好会「PUBG部」(仮称)。その発起人であり代表を務めるコーポレートコミュニケーション部の石田大樹さんは、初めて観戦したeスポーツの大会で受けた衝撃をそう振り返ります。さっそく職場の仲間たちを誘って社内同好会を発足させると、メンバーはみるみるうちに50人ほどまで膨らみ、現在は毎週水曜日の19時

ウェイクサーフィン初挑戦の五郎丸選手

【ニュースレター】新ウォータースポーツに五郎丸選手らが挑戦

スポーツ選手としての使命を帯びて
 新型コロナの感染拡大による移動自粛要請が全面解除となったある日の朝、ヤマハマリーナ琵琶湖(滋賀県大津市)に、がっしりした体躯の男たちが颯爽と集まってきました。当社ラグビー部・ヤマハ発動機ジュビロの五郎丸歩選手、大戸裕矢選手、山本幸輝選手の3名です。
 彼らが琵琶湖にやってきた目的は、エクストリーム系ウォータースポーツとして注目されている「ウェイクサーフィン」(ボートの引き波を利用してサーフィンを楽しむ)に挑戦すること。国内マリンレジャーの普及を目指す一般社団法人日本マリン事業協会による、この新たなウォータースポーツの魅力を広く知らせるべく、同協会アンバサダーの五郎丸選手が挑戦するという企画です。
 「ゴローさん(五郎丸選手)がなにやら楽しそうなことを琵琶湖でやるというので、僕たちもぜひやってみたいということ

VRを活用した当社の操縦安定性の研究設備

【ニュースレター】開発現場の課題から発展した「VR酔い研究」

広がるVR技術の活用領域と課題
 アミューズメントパークのアトラクションや、自宅で楽しむ映画・ゲームといったエンタテインメントの分野、また自動車教習所の教習や住宅会社による設計図面の仮想体験など、VR(仮想現実)技術の活用領域が広がりを見せています。しかし、その一方で、VRを体験した人が車酔いにも似た「VR酔い」を引き起こす症例が多数報告されており、さらなるVR技術の発展・普及に向けての課題の一つになっています。
 「エンジン音と、振動の大きさやタイミングを同期させるとVRを含む一人称視点での映像酔いを大幅に低減できる」――。5月中旬、そうした研究の成果をネイチャーリサーチ社のオンライン科学ジャーナルに発表したのは、静岡大学(板口典弘助教・宮崎真研究室)と当社の共同研究グループ。「VR酔い」は学術界でも関心の高い研究領域だけに、この論文は世界中の研究者や技術

もっと見る

ヤマハ発動機グループは、「世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供する」ことを目的に、人々の夢を知恵と情熱で実現し、つねに「次の感動」を期待される企業、”感動創造企業“をめざします。

ヤマハ発動機は、パワートレイン技術、車体艇体技術、制御技術、生産技術を核とし、二輪車や電動アシスト自転車などのランドモビリティ事業、ボート、船外機等のマリン事業、サーフェスマウンターやドローンなどのロボティクス事業など多軸に事業を展開、世界30 ヶ国・地域のグループ140社で開発・生産・販売活動を行い、企業目的である「感動創造企業」の実現に取り組んでいます。今や、当社製品は180 を超える国・地域のお客さまに提供され、連結売上高の約9 割を海外で占めています。http://global.yamaha-motor.com/jp/

*こちらは、報道関係者の方にヤマハ発動機の広報資料をご覧いただくための専用サイトです。
本サイトの資料と素材を報道目的以外に使用する事はご遠慮願います。