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2015年のオランダGP以来の優勝を飾った#24 ショーン・シンプソン
2015年のオランダGP以来の優勝を飾った#24 ショーン・シンプソン

ニュース -

モトクロス世界選手権 MXGP Rd.02 3月5日 インドネシア

RACE DATA

■大会名称:2017年第2戦インドネシアGP
■カテゴリ:MXGP
■開催日:2017年3月5日
■開催地:パンカルピナン(1500)

REPORT

シンプソンがインドネシア・GPで優勝

FIMモトクロス世界選手権第2戦インドネシア・GPではわだちでの走りを得意とするショーン・シンプソン(Wilvo Yamaha Official MXGP Team)はパンカルピナンの泥のようなダートを制し、2015年のオランダGP以来となるMXGP優勝を果たした。レース2は、嵐でコース状態悪化の影響で、中止されている。

悔しい結果となった総合16位に沈んだシーズン開幕戦の後、ショーン・シンプソンはコンディションを立て直し、完全に流れをつかんだ。シンプソンは週末、荒れたコースで見事な走りを披露。予選をトップで通過すると、スタートの6位から力走。詰めかけた地元ファンの熱い歓声の中優勝を飾った。

Monster Energy Yamaha Factory Racingのロマン・フェーブルとジェレミー・ファン・フォルベーク、そしてWilvo Yamaha Official MXGPのアーヌー・トヌスは、パンカルピナンの不安定なサンドコースの悪化するコンディションの犠牲となった。

ロマン・フェーブルはレース当日朝のウォームアップ走行で転倒し、肩を痛めた。しかしレースのスタートに向けての集中を絶やすことのなかったフェーブルは、YZ450FMを駆ってホールショットを奪った。エンジンを温存し、オープニングラップに10位まで順位を落としたが、すぐにリズムとラインを見つけ、トップグループの追撃を開始した。ディフェンディングチャンピオンのティム・ガイザー(ホンダ)、世界タイトルを8度獲得しているアントニオ・カイローリ(KTM)を相手に、トップ3フィニッシュを目指すフェーブルは4位まで順位を上げた。しかし、ゴールまで残り3周で、深いわだちに足を取られ追い上げ劇は突然終了する。完走を果たせなかったフェーブルは順位認定の18位で終えた。

トップ5以内を走行していたジェレミー・ファン・フォルベークも、今日の他の多くのライダーと同様にコースのいたるとろにある沼地とわだちに足をとられた。厳しいコンディションの中、10位でフィニッシュした。

そしてWilvo Yamaha Official MXGPのアーヌー・トヌスは15位でフィニッシュした。

19ラウンドあるMXGPシリーズの中で最も厳しい2戦、カタールとインドネシアのGPが終了し、FIMモトクロス世界選手権はこの後、南米に移動する。次戦は3月18、19日にアルゼンチンのパタゴニアで開催される。


COMMENT

Wilvo Yamaha Official MXGP Team
ショーン・シンプソン選手談(優勝)

「すばらしい結果であり、まるで夢のようだ。好スタートが切れたのは良かった。僕はサイティングラップを走らなかったのでちょっと不安だったけど、チーム監督のルイスと話したら、良いラインを教えてくれたので、どこを走るべきかのアイディアは持っていた。6番手か7番手でスタートして、2・3選手をかわした。ティム・ガイザーを抜いて5番手まで上がれば、前に出られることはわかっていた」

Monster Energy Yamaha Factory Racing
ジェレミー・ファン・フォルベーク選手談(10位)

「スタートはすごく良かったけどクラッシュしてしまった。その後、再走して自分のペースを取り戻したけど、厳しいコンディションの中で再びアクシデントに見舞われ、僕はマシンから振り落とされてしまった。それでも10位で完走できたのだから満足している。2度クラッシュし、コースも難しく、まるでギャンブルのようだった」

ロマン・フェーブル選手談(18位)

「肩に痛みがあったが、良いライディングをすることができたね。マシンのためにサイティングラップは走らなかったので、ホールショットを奪うことができたけど、最初のジャンプを飛べなくて多くの選手に抜かれてしまった。その後、リズムをつかむことができ順位を上げたのに、スタックして完走できなかった。本当に残念だ」

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