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タグ: 産業用ロボット

浜松ロボティクス事業所イメージ図(増改築後)

浜松ロボティクス事業所の能力増強に向けた増改築について ~成長事業への戦略的投資により、事業規模拡大と収益力強化を図る~

 ヤマハ発動機株式会社は、表面実装機や産業用ロボットの開発・製造・販売を行っている浜松ロボティクス事業所の生産能力拡大に向け、2016年末に静岡県浜松市北区豊岡町に建設した建屋を増改築します。2023年1月に着工し、2024年6月にすべての工事が完了する予定です。
 この増改築により、事業所建屋の延床面積は現在の約1.6倍の約82,000㎡となり、生産面積が1.8倍に拡充、表面実装機の生産能力は約2倍に増強されます。また、開発エリアの拡充および評価・実験室等の環境整備により、さらに着実な製品開発を推進することが可能となります。加えて、スマートショールームの設置やカーボンニュートラル対応による次世代事業所の実現を想定しており、新たな環境下で、製造・販売・技術・サービスの体制強化を図ります。
 この増改築による拠点強化は、当社の新中期経営計画(2022年~2024年)における成長事

「2022国際ロボット展」 ヤマハ発動機ブース(イメージ)

テーマは“運ぶ”。「2022国際ロボット展」に出展 ~ミクロンからキロメートルまで、搬送に価値を加える新たな提案を発信~

 ヤマハ発動機株式会社は、3月9日(水)から12日(土)まで、東京ビッグサイトで開催される世界最大級のロボット・トレードショー「2022国際ロボット展(iREX2022)」(主催:一般社団法人日本ロボット工業会、日刊工業新聞社)に、「運ぶ(搬送)」をテーマとする各種製品やサービスを出展します。
 出展コンセプトは、“μ to km(ミクロン・トゥ・キロメートル)~Robotics Transportation~”。ロボティクスとモビリティの事業で豊富な実績を持つヤマハ発動機ならではの着想と技術で、リニアコンベアモジュールや小型AGV(無人搬送車)、さらには屋内外対応の自動搬送ソリューション等をコネクトした次世代搬送の新たなスタイルを提案します。
 ロボティクスおよび知的技術は、当社の長期ビジョン「ART for Human Possibilities ~人はもっと幸せになれる~

モータレス単軸アクチュエータロッドタイプ「LBAR」(左)と単軸ロボットスライダタイプ薄型「ABAS12」(右)

Robonityシリーズにロッドタイプ「LBAR」「ABAR」新登場 ~スライダタイプには薄型の「LBAS12」「ABAS12」を追加~

 ヤマハ発動機株式会社は、ロボティクス事業の産業用ロボット製品「Robonity(ロボニティ)シリーズ※」(Basicモデル)に新製品としてロッドタイプを新たに追加、また既存のスライダタイプには、高さを抑えた薄型モデルを追加し、12月2日から順次発売します。これによりRobonityシリーズのラインアップが29機種となり商品選択の幅がさらに拡がります。
 Robonityシリーズには、使い慣れたモータやドライバが使用可能な「モータレス単軸アクチュエータ」と、ロボットポジショナ「EP-01」とセットにした「単軸ロボット」があります。また高剛性・コンパクト・ローコストが特長の「Basicモデル」と、高精度・高耐久性・クリーン仕様標準対応が特長の「Advancedモデル」から、ニーズに合わせて選択できます。
 新たにBasicモデルに追加するロッドタイプは、モータレス単軸アクチュエー

YIMS蘇州本社新建屋(左)とショールーム(右)

ロボティクス事業の中国蘇州での拠点整備・拡充について ~中国蘇州での販売・サービス体制を強化し、さらなる事業拡大を目指す~

 ヤマハ発動機株式会社は、2013年に設立し、中国での表面実装機(サーフェスマウンター)・産業用ロボットの販売やサービスを行ってきたYamaha Motor IM(Suzhou)Co., Ltd.(YIMS)蘇州本社を、同じ蘇州工業園区内の新社屋に移転するとともに、人員の増強、また、ロボティクス事業の多岐にわたる製品群を統合的に展示するショールームを同事務所内に設置します。昨年稼働した深圳新オフィス、ショールームと合わせ、今後はより充実した設備と環境で、中国市場における事業の拡大を目指します。
 新社屋は延床面積約5,000m2の広さを有し、各ビジネス部門のオフィスとショールームにて迅速・的確なプロモーションができるほか、新規・既存ユーザー双方に向けたセミナーやトレーニングを実施できる施設を確保しています。また、そのような教育活動を通じて、さらに現地特約店のサービスおよび営

実証実験の様子

ORiNと5Gを活用して、複数メーカーの産業用ロボットをひとつのソフトウェアで遠隔操作する実証実験に成功 ~ドコモ5Gを活用した産業用ロボットの遠隔操作実験は日本初~

 ヤマハ発動機株式会社(以下、ヤマハ発動機)、株式会社NTTドコモ(以下、NTTドコモ)、株式会社デンソーウェーブ(以下、デンソーウェーブ)、カワダロボティクス株式会社(以下、カワダロボティクス)、株式会社オフィスエフエイ・コム(以下、オフィスエフエイ・コム)、ORiN協議会は、高速通信規格「5G」を活用し、複数メーカーの産業用ロボットを統合的に遠隔操作する実証実験(以下、本実証)に成功しました。
 本実証には、異なるメーカーの産業機器を規格の壁を越えて統合するミドルウェアの「ORiN(オライン)※1」と、「クラウドダイレクト※2」を活用しました。ドコモ5Gを活用した産業用ロボットの遠隔操作実験は日本で初めての成功※3となります。
 本実証は、2021年3月4日~4月7日にドコモオープンイノベーションラボ四ツ谷で実施しました。複数メーカーのロボットを使い、操

ハイブリッドプレーサー「i-Cube10(YRH10)」

ハイブリッドプレーサー「i-Cube10 (YRH10)」発売 ~全面刷新により搭載精度と生産能力を共に従来機比50%向上~

 ヤマハ発動機株式会社は、電子部品表面実装用マウンターとベアダイ対応のダイボンダー機能を1台に併せ持つハイブリッドプレーサーの新製品「i-Cube10(YRH10)」を2021年7月1日に発売します。
 「i-Cube10(YRH10)」は、省スペースながら優れた生産性と汎用性で定評のある、デバイス組み立て用ハイブリッドプレーサーに、ウエハ供給装置を標準装備したロングセラー「i-CubeⅡD(YHP-2D)」の後継機として開発しました。幅広い電子部品・半導体パッケージに対するプロセス対応能力の高さを維持しつつ、生産能力と搭載精度を共に50%向上させ、ウエハ供給からのベアチップ搭載速度10,800CPH※、搭載精度±15μmを実現しています。
 主な特徴は、1)搭載ヘッドとウエハ認識カメラの動作最適化をはじめ、ヘッドに装備したスキャンカメラによる部品認識、10連マル

3Dハイブリッド光学外観検査装置「YRi-V」

3Dハイブリッド光学外観検査装置「YRi-V」発売 ~検査対象電子部品や対応基板を拡大し、扱いやすさも向上した高速・高精度モデル~

 ヤマハ発動機株式会社は、高速・高精度を両立させた、ハイエンドクラスの電子部品実装工場向け3Dハイブリッド光学外観検査装置「YRi-V」を2021年7月1日に発売します。
 「YRi-V」は、2次元検査、3次元検査、4方向アングル画像検査を1台に搭載したベストセラー機である3Dハイブリッド光学外観検査装置「YSi-V」の上位機種として開発しました。高速・高解像度のカメラを搭載した新開発の検査ヘッドや新3Dプロジェクタ、高性能GPUなどの採用により、業界最速※1の圧倒的な検査スピードを実現するとともに、狭隣接の極小部品や、これまで難しかった鏡面部品の傷・割れ・欠けなどの検査能力を高めるなど、従来からの利便性や機能性をさらに拡大しつつ、検査性能を大幅に向上させています。
 主な特徴は、1)高速・高解像度カメラや高精度8方向の3Dプロジェクタを搭載した新開発の検査ヘッ

単軸ロボット「AGXS」(左) と 新開発のロボットポジショナ「EP-01」(右)

Robonityシリーズに単軸ロボット「ABAS」「AGXS」を追加 ~使い勝手や操作性を向上しつつ信頼性と価格のバランスを追求~

 ヤマハ発動機株式会社は、「Robonityシリーズ※」にロボットポジショナ「EP-01」をセットにした単軸ロボット「Basicモデル:ABAS」「Advancedモデル:AGXS」を追加し、2021年1月6日に発売します。
※ robotとinfinityを合わせた造語で、豊富なバリエーションをそろえるシリーズという意味を込めてネーミング
 本製品は、40年以上のロボット開発の中で培った高品質・長寿命といった特長はそのままに、さらなる操作性の向上やIoT対応などを図ることで、ユーザビリティを高めました。また、「ABAS/AGXS」用コントローラとして、ロボットポジショナ「EP-01」を新たに開発し、機能性を向上させつつコストダウンを図ることで、信頼性と低価格の両立を実現しました。
 2019年3月に発売したモータレス単軸アクチュエータ「LBAS/L

リニアコンベアモジュール 「LCMR200」

リニアコンベアモジュール「LCMR200」を新発売 〜多様化する生産現場の効率化に貢献する「次世代工場の搬送プラットフォーム」〜

 ヤマハ発動機株式会社は、リニアコンベアモジュールの新製品「LCMR200」を7月1日に発売します。現行機「LCM-X」の構造を大幅に見直し、使いやすさをさらに高めた製品です。
 「LCMR200」は、現行機種「LCM-X」の高精度・狭ピッチといった特徴は継承しつつ、モジュールの構造を全面的に見直しすることで剛性を大幅に高め、異物などの侵入や電気的ノイズなど環境に対する耐性も同時に向上させました。また、新開発の循環ユニットと組み合わせることで設置時の精度調整が容易になりました。
 最大64台のスライダを1台のコントローラ「YHX」で制御する仕組みは、「LCM-X」から引き継ぎつつ、「スタンダードプロファイル」という新開発のプログラムにより、YHXコントローラ内のプログラミング作業を不要とし、自動化設備の構築がより簡単になりました。
 当社は、2013年にリ

「RCX340コントローラ+RCXiVY2+」(左)、不定形物(食品、衣料品)を検出(右)

不定形物も検出可能なビジョンシステム「RCXiVY2+」を新発売 〜食品などの三品業界※や衣料品へも適用が可能〜

 ヤマハ発動機株式会社は、「ブロブサーチ」機能を新たに搭載したビジョンシステム「RCXiVY2+(アールシーエックスアイビーツープラス)」を6月1日に発売します。生産ラインにおいて、食品や衣料品など、「不定形物」の検出およびピッキング、また有無検査や多数ワークの高速カウントなどが可能となります。本製品は、従来機種「iVY2」の後継モデルで、新機能追加のほか、高性能カメラの採用や処理能力の向上により、従来機種比最大45%のサーチ時間短縮を可能としました。
※食品、医薬品、化粧品の業界・産業を指す
 当社のビジョンシステムは、多軸ロボット用コントローラ「RCX3シリーズ」にビジョンボードや照明ボード、トラッキングボードを組み込み、ロボットと一体化していることが特長です。これにより、ロボット制御、画像処理、照明制御、コンベアトラッキングのデータ処理などをロボットプログラ

RCX3シリーズコントローラ用サポートソフト「RCX-Studio 2020」(操作画面イメージ)

ロボットコントローラRCX3シリーズ用サポートソフトウェアを新発売 〜ロボットシステムの立ち上げ時間を大幅削減する新機能を搭載〜

 ヤマハ発動機株式会社は、ロボットコントローラ「RCX3シリーズ」用のサポートソフトウェア「RCX-Studio 2020」を2020年5月14日に発売します。本製品は従来製品「RCX-Studio Pro」に、3Dシミュレータ機能やプログラムテンプレート(プログラム雛形自動生成機能)などの新機能を搭載し、よりユーザビリティを向上させたソフトウェアです。
 実際のロボットが無い状態でも、パソコンの画面上で設備のレイアウト検討やティーチング、プログラム作成、デバッグなどを行うことができます。これにより、ロボットシステムの早期立ち上げや作業者の負荷軽減に大きく貢献します。
 

 
■RCX-Studio 2020の主な機能
1)3Dシミュレータ機能
 ロボットと周辺機器を3Dで表示しパソコン上でロボットの動作をシ

中国(深圳)新拠点(左)とショールーム(右)(7月末頃までにオープニングセレモニーを開催予定)

ロボティクス事業の中国(華南)における拠点整備・拡充について 〜成長著しい中国華南地区で販売・サービス体制を強化し、事業拡大・中期計画の基盤を構築〜

 ヤマハ発動機株式会社は、2013年に設立し、中国での表面実装機(サーフェスマウンター)・産業用ロボットの販売を行ってきた、Yamaha Motor IM(Suzhou)Co.,Ltd.深圳分公司の事務所を龍華地区へ移転するとともに、多岐にわたる製品群を統合的に展示するショールームを同事務所内に新設します。また、これらの拠点整備・拡充と併せ、人員の増強を図ります。
 事務所と隣接するショールームでは、お客さまの要望に合わせて、その場で的確な商品説明やアドバイスができるほか、新規・既存ユーザー双方に向けたセミナーやトレーニングを実施できます。また、そのような教育活動を通じて、さらに現地特約店のサービスおよび営業スキルを強化し、より強固なサービスを生み出す循環創出を狙っています。加えて、昨年7月に発足したYamaha Motor Robotics Holdings Co., Lt

「YK610XE-10」

スカラロボット「YK610XE-10」「YK710XE-10」新発売 〜低価格モデルYK-XEシリーズに高可搬機種追加〜

 ヤマハ発動機株式会社は、高い動作性能とコストパフォーマンスを両立させたスカラロボットYK-XEシリーズにアーム長610mmの「YK610XE-10」と710mmの「YK710XE-10」の2モデルを追加し、4月16日に発売します。両機種ともに最大可搬質量は10kgで、標準サイクルタイムは0.39sec(YK610XE-10)、0.42sec(YK710XE-10)と高性能を誇り、生産性向上に寄与します。
 今回の2モデルの追加により、本シリーズは昨年発売したYK400XE-4(アーム長400mm)と合わせ3モデルとなります。これにより、スマートフォンやパソコンなどの小型部品だけでなく、家電や自動車などの大型部品の組み立て、搬送、仕分けなどの用途の幅が広がります。
 当社のスカラロボットは、1976年に自社工場に導入して以来40年を超える歴史があります。以降、製品の

新たにショールームが設けられる事業所(左) と ショールーム(右)

ロボティクス事業の拡大・中長期計画を支えるタイ拠点の整備 〜東南アジアにおけるサービス、マーケティング体制を強化〜

 ヤマハ発動機株式会社は、ロボティクス事業の東南アジアにおける事業拡大を目的として、中国、米国、欧州に次ぐ東南アジア統括拠点として、タイ・ナワナコン工業団地に新たに事務所を開設すると同時に、多岐にわたる製品群を統合的に展示するショールームを同事務所内に新設いたします。
 今回新設するショールームは、当社グループ会社で半導体製造装置の製造・販売を手掛けるYamaha Motor Robotics Holdings Co., Ltd.(YMRH)のタイ拠点敷地内に開設し、ロボティクス事業の主力製品である表面実装機(サーフェスマウンター)および産業用ロボットに加え、YMRHの商材である半導体製造装置を設置します。
 これにより、半導体後工程も含めた「1 STOP SMART SOLUTION」コンセプトによる高度なトータルソリューションを、いち早く提供可能とする体制が構築

写真左より、“垂直多関節ロボットのイメージ”、“東京ロボティクスの強みである「力制御」”

東京ロボティクス社への出資と技術提携 産業用ロボット事業の拡大を目指して"協働ロボット分野"へ参入

 ヤマハ発動機株式会社は、このたび、産業用ロボット事業のさらなる事業規模・事業領域の拡大を図るべく、協働ロボット分野に強みを持つ早稲田大学発のスタートアップ「東京ロボティクス株式会社 (以下 東京ロボティクス)」に対し、同社の発行する転換社債型新株予約権付社債を引き受け、出資するとともに技術供与に関する契約を締結しました。
 人間とともに作業する「協働ロボット」は、人手不足や人件費の上昇、IoT/CASEといった新領域への高度な自動化ニーズを背景に、先進国のみならず、中国などの新興国においても、需要が拡大しています。
 東京ロボティクスは、協働ロボットの高度化に欠かせない関節柔軟性(力制御)の技術に強みを持っています。一方、当社は、長年のモノづくりで培った、高品質・低コスト・タイムリーな供給を実現する量産化能力を有しており、両社は、これらそれぞれの強みを掛け合わせる

プレミアム高効率モジュラー「YRM20」

プレミアム高効率モジュラー「YRM20」新発売 プラットフォームを一新し高速ロータリーヘッドによりクラス世界最速を実現した表面実装機

 ヤマハ発動機株式会社は、表面実装機※1の新製品「YRM20」を2020年4月1日から発売します。
 「YRM20」は、インテリジェントファクトリーを体現する全く新しい次世代型マウンタープラットフォームに、新型高速フィーダーとの組み合わせでクラス世界最速(最適条件時)※2 115,000CPH※3の搭載能力を実現した新開発高速汎用ロータリー型(RMヘッド)と「1ヘッドソリューション」により高速性と高い汎用性を兼ね備えた新設計インライン型(HMヘッド)の2種類のヘッドを採用したプレミアム高効率モジュラーです。
 ±25μm(Cpk≧1.0)の高い搭載精度により0201(0.25×0.125mm)サイズの超小型チップ部品実装に対応しています。
 また新開発のコンベアは最大基板幅510mmまで対応可能とするとともに、レイアウトの最適化と搬送速度を向上

ロボットコントローラ「RCX320」

高機能2軸ロボットコントローラ「RCX320」新発売 予知保全情報のリアルタイム出力機能を搭載

 ヤマハ発動機株式会社は、高い性能と使い勝手の良さによりベストセラーとなった多軸ロボットコントローラ「RCX340」の2軸モデル「RCX320」を12月1日より発売します。
 「RCX320」は、「RCX340」の高度な機能性と柔軟な拡張性を継承しており、複数台ロボットの同期制御など、ハイレベルな設備構築を実現します。従来機「RCX221/222」に対し、マルチタスク数、メモリ容量、ポイント数など基本性能を大幅に向上しました。さらにリンク機能「YC-Link/E」や、Ethernet/IP、EtherCAT、PROFINETに対応し、予知保全情報のリアルタイム出力を新たに搭載しました。
 これにより、柔軟な設備構築、各種アプリケーションの実行速度の高速化、より快適な操作性、より高精度な軌跡精度を実現し、“止まらない生産ライン”の実現に貢献します。
 

スカラロボット「YK400XE」

スカラロボット「YK400XE」新発売 可搬質量アップとサイクルタイムの短縮をしながらも従来並みの価格を実現

 ヤマハ発動機株式会社は、スカラロボット(水平多関節型ロボット)の新製品「YK400XE」(アーム長400mm)を2019年9月17日より発売します。
 「YK400XE」は、低価格でありながら高精度・高機能の従来機種「YK400XR」の後継モデルです。駆動系やアームの強化による剛性アップやコントローラ「RCX340」の性能向上等により、最大可搬質量は従来機種比1.4倍の4kg、標準サイクルタイムは約10%短縮の0.41secを実現し、生産能力を向上させました。また、取り付け位置は従来機種と完全互換となっており、置き換え作業も容易に行えます。
 価格は、最大可搬質量のアップおよび動作性能の向上を行いながら、従来機種同等としています。
 なお本製品は、2019年9月17日〜21日まで、中国・上海で開催される国際工業総合見本市「中国国際工業博覧会」に展示します

モータレス単軸アクチュエータ 「Robonity series」

モータレス単軸アクチュエータ「Robonity series」発売について 主要8社のモータに対応&高剛性・高精度・コンパクト

 ヤマハ発動機株式会社は、自動車部品、電機・電子、医療、食品、化粧品などのさまざまな生産工程(組み立て・搬送・塗布・検査など)に用いるスライダタイプのモータレス単軸アクチュエータ「Robonity series(ロボニティシリーズ)※1」を2019年5月7日に発売します。主要8社※2のモータメーカーに対応し、使い慣れたモータやドライバを搭載することが可能です。
 Robonity seriesは、高剛性・コンパクト・ローコストが特徴の「Basicモデル:LBAS」と、高精度・高耐久性が特徴の「Advancedモデル:LGXS」をラインナップしています。
 「Basicモデル:LBAS」は、ガイドレールとフレームを一体化した新設計構造により、コンパクトでありながら高いモーメント剛性を備えています。 「Advancedモデル:LGXS」は、高効率で高精度な研削ボ

台湾の産業機器メーカーへの出資について ロボティクス事業の競争力を強化

 ヤマハ発動機株式会社は、このたび、産業用ロボットの事業戦略の一環として、台湾の産業機器メーカー「TOYO AUTOMATION CO., LTD」(東佑達自動化科技股份有限公司、本社:台湾台南市、以下TOYO)への出資を決定しました。 この出資は、当社の単軸アクチュエータビジネスにおける事業競争力強化のため、同社からの低価格で高品質な部品の安定的な供給を狙いとしています。
 TOYOは単軸アクチュエータなどの製造・販売を主力事業とする産業機器メーカーで、近年は世界的なスマートフォン需要の伸長や工場の全般的な自動化・省力化ニーズの高まりを背景に成長しています。
 この出資を契機に、当社はTOYOからの部品調達を開始し、ラインナップの一部としてモータレス単軸アクチュエータの販売を開始します。
 このたびのTOYOへの出資は、当社の2030年長期ビジョンの一つ

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ヤマハ発動機グループは、「世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供する」ことを目的に、人々の夢を知恵と情熱で実現し、つねに「次の感動」を期待される企業、”感動創造企業“をめざします。

ヤマハ発動機は、パワートレイン技術、車体艇体技術、制御技術、生産技術を核とし、二輪車や電動アシスト自転車などのランドモビリティ事業、ボート、船外機等のマリン事業、サーフェスマウンターやドローンなどのロボティクス事業など多軸に事業を展開、世界30 ヶ国・地域のグループ140社で開発・生産・販売活動を行い、企業目的である「感動創造企業」の実現に取り組んでいます。今や、当社製品は180 を超える国・地域のお客さまに提供され、連結売上高の約9 割を海外で占めています。http://global.yamaha-motor.com/jp/

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