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ニュースアーカイブ

サトウキビ畑に農薬散布しているARPACのドローン

ブラジルの農業系スタートアップ企業「ARPAC」へ出資 ~ドローンによる農薬散布事業を通じて将来のグローバルな農業ビジネスの基盤づくりを目指す~

 ヤマハ発動機株式会社は、このたび、農業用ドローン開発からサービス供給までの一貫したソリューションを提供するブラジルのスタートアップ企業「ARPAC INDÚSTRIA DE AERONAVES S.A.(以下、ARPAC)」に出資しました。この出資は、CVC※活動を行うグループ会社Yamaha Motor Ventures & Laboratory Silicon Valleyの活動を通じて実現したものです。この出資により、当社は、ブラジルでの農薬散布事業における知見やネットワークの取得が期待できるとともに、将来的には、ブラジル以外の国々への展開も見据えた、グローバルな農業ビジネスの基盤づくりを目指します。
※ CVC(Corporate Venture Capital)
 世界有数の食糧庫であるブラジルでは、大規模農場を中心に、電動ドローンを使った農薬散布などのスマ

「安全安心な農業用ドローン及び利用技術の開発」を受託 ~国内9機関によるコンソーシアムが令和5年度までの市販化を目指す~

 国内9機関で構成するハイスペックドローン開発コンソーシアム(代表機関:ヤマハ発動機株式会社)は、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構/NARO)が推進する国際競争力強化技術開発プロジェクトの「安全安心な農業用ハイスペックドローン及び利用技術の開発」を受託し、このたび同機構との契約を締結しました。
 コンソーシアムでは、令和5年度までに高いセキュリティ機能を有した高性能農業用ドローンの開発・市販化と、栽培管理技術の適用による収量向上(土地利用型作物で10%)の実証を目指します。
 国内の食糧生産基盤強化のため、農業の省力化・効率化につながる高性能な農業用ドローン、及び、安全安心で利便性の高い利用技術の開発が求められています。農業用ドローンを活用した生産性向上に向けては、農薬等の散布精度の向上や、生育分析データ・営農ノウハウ等を安全安心に利用

Japan Drone 2021への出展について ~ドローン用 シリーズハイブリッドコア コンセプトなど展示~

 ヤマハ発動機株式会社は、2021年6月14日(月)~16日(水)幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬2-1)にて開催される「Japan Drone 2021-Expo for Commercial UAS Market-」に出展します。
 ヤマハブースは、「圧倒的な空中散布事業の実績」「次世代無人航空機の可能性」「さらなる無人航空機の進化」の3つのコーナーからなります。それぞれ自動散布機能(オートパイロット機能)による高精度で効率の良い散布作業が可能なヤマハ産業用マルチローター「YMR-08AP」、最大積載重量35kgと重量物の運搬設置も得意な産業用無人ヘリコプター 「FAZER(フェーザー) R G2」、そしてFAZERの400ccエンジンを応用したドローン用シリーズハイブリッドシステムを搭載した「ドローン用 シリーズハイブリッドコア コンセプト」などを展示します。
 

サトウキビ畑で農薬散布する無人ヘリ

タイでの産業用無人ヘリによる農薬散布サービスの開始について 〜実績ある機体「Fazer R」を使った効果的かつ効率的な農薬散布を実現〜

 ヤマハ発動機株式会社の海外グループ会社Thai Yamaha Motor Co., Ltd. などが出資するSiam Yamaha Motor Robotics Co., Ltd.(サイアムヤマハモーターロボティクス株式会社)は、2020年8月に産業用無人ヘリ(以下無人ヘリ)を用いたタイでの農薬散布サービスを開始します。
 害虫による農作物への世界的な被害が拡大する中、タイでも害虫駆除強化の必要性が高まっています。また、一年を通し、除草や防除、成長促進剤や糖度向上剤の投与が必要なサトウキビやとうもろこしの作付面積の増加政策が推進されるなど、栽培作業の効率化や農薬散布のニーズが高まっています。新会社は、これらのニーズに対して、ヤマハ産業用無人ヘリ「FAZER R」を活用し、農薬散布を請け負うものです。
 タイ政府は産業の高度化を目指す「タイランド4.0」の指針を20

「YMR-08AP」本体と自動散布を可能とする機材構成

省力・効率化を実現する農業用ドローン自動機の発売 〜スマート農業支援プラットフォームとの連携で農薬散布・施肥履歴管理も可能〜

 ヤマハ発動機株式会社は、農業用マルチローター(通称ドローン)のラインアップに、「自動飛行」が可能な「YMR-08AP」を加え、2020年3月に発売します。
 この「YMR-08AP」は、自動散布(オートパイロット)による省力化、専用ソフト「agFMS」※1による簡単なルート作成を通じた効率化、高精度ルート追従による作業性向上など「自動機」ならではの機能・性能を備えたモデルです。2019年3月に発売開始した「YMR-08」同様、1回のフライトで1ヘクタールの連続散布※2が可能で、当社産業用無人ヘリコプターに匹敵する高い散布品質を実現しています。加えて、液剤散布装置の散布幅を4mから5m、自動機本体の速度と連動する散布速度を15km/hから20km/hに変更することによって散布性能を向上※3させました。粒剤散布装置の取り付けも可能で、内部ローラーを交換することで幅広い適用剤の

無人ヘリでの計測イメージ(左)と計測結果(右)

愛媛県での無人ヘリによる森林状況調査の実施について

 ヤマハ発動機株式会社は、 株式会社woodinfo、一般財団法人リモート・センシング技術センター、有限会社マルヨシとのコンソーシアムで愛媛県より受託した「木材増産AI構築モデル事業」のデータ採取のため、2019年10月28日から3日間、同県久万高原町の森林計測を行います。
 この計測は、産業用無人ヘリ(以下、無人ヘリ)を活用して、地形、樹木の密度や並び、本数・幹の直径を測定し、デジタルデータとして把握し、コンソーシアムで構築した“新たな森林管理支援システム(仮称)”を用いることで、適切かつ効率的な森林の経営管理に役立てることを狙いとしています。
 2019年4月に施行された森林経営管理法により、森林所有者には森林管理が義務化された一方で、森林の適切な管理に必要な人手の不足、資産価値向上に必要な定量情報が取れていないことが課題となっています。
 当社はこれ

無人ヘリでの計測イメージ(左)と計測結果(右)

産業用無人ヘリによる森林状況調査の実証実験について

 ヤマハ発動機株式会社は2019年8月27日、静岡県富士市、静岡県農林技術研究所 森林・林業研究センター、沼津工業高等専門学校、日本DMC株式会社と共同で、富士市内の森林の状況を計測する実証実験を行います。
 この実証実験は、産業用無人ヘリ(以下、無人ヘリ)を活用して、地形、樹木の密度や並び、本数・幹の直径を測定し、デジタルデータとして把握することで、適切かつ効率的な森林施業計画づくり、森林の資産価値の創出に役立てることを狙いとしています。
 2019年4月に施行された森林管理法により、森林所有者には森林管理が義務化された一方で、森林の適正な状況の維持に必要な人手の不足、資産価値向上に必要な定量情報が取れていないことが課題となっています。
 当社はこれまでも無人ヘリを通じて1)水稲を中心とした30年以上の農薬散布機事業の展開、2)火山の噴火や土砂崩れなどの

平成31年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞について 産業用無人ヘリコプターの制御装置の開発により農業や災害対応などに貢献

 ヤマハ発動機株式会社の技術者がこのたび、産業用無人ヘリコプター(以下:無人ヘリ)の開発において、「平成31年度科学技術分野における文部科学大臣表彰」の「科学技術賞(開発部門)」を受賞する運びとなりました。
 この表彰は、日本の社会経済、国民生活の発展向上等に寄与する画期的な研究開発もしくは発明であって、現に利活用されているものを行った個人もしくはグループまたはこれらの者を育成した個人を対象とするものです。
 今回の表彰では、無人ヘリの姿勢制御装置や自律制御システムの開発により、世界に先駆けて農業や災害対応などの分野でその活用が実現できた点が高く評価されました。
 なお、このたびの受賞は、静岡理工科大学の佐藤彰教授、京都大学大学院の中西弘明講師、有限会社アイエスの大川宏久取締役社長との共同受賞です。
 
■受賞者:ソ

「Yamaha Motor Smart Agriculture Platform(YSAP)」のサービス全体イメージ

スマート農業ソフトウェア・サービス提供に向けた3社との協業について 観測・解析などのエキスパート企業との連携で、スマートな農薬散布や施肥の管理を実現

 ヤマハ発動機株式会社は、農業用マルチローター(通称ドローン)「YMR-08」や産業用無人ヘリによる農薬散布・施肥作業のデータ管理や運行管理をスマートフォンやパソコン端末で簡単に行えるソフトウェア・サービス「Yamaha Motor Smart Agriculture Platform(以下YSAP)」の提供開始に向けて、観測・解析などのエキスパート企業3社と協業を開始します。
 YSAPは、「新しい農業スタイルを空から創る。もう一歩先の散布サービス展開」をコンセプトとして企画・開発したサービスで、防除・追肥作業計画の管理、作業履歴や作業中の機体の飛行位置情報などを、操作性に優れた画面で簡単に管理できます。このサービスは、YMR-08や産業用無人ヘリコプターなどとともに使用することで、高効率・高精度な防除・追肥作業や散布作業のデータを管理し、散布作業の価値や効率を高めることを

                       「YMR-08」

農業用マルチローター(ドローン)「YMR-08」発売について 30年を超える産業用無人ヘリの農薬散布ノウハウを投入 農薬散布のためのドローンスクール「ヤマハマルチローターアカデミー」も開講

 ヤマハ発動機株式会社は、1回のフライトで1ヘクタールの連続散布 ※1と、当社産業用無人ヘリコプター(以下無人ヘリ)に匹敵する高い散布品質を実現する農業用マルチローター(通称ドローン)「YMR-08」を2019年3月から発売します。また、ドローンによる農薬散布のためスクール「ヤマハマルチローターアカデミー」を11月より開講いたします。
 ※1 平地での連続散布を想定。圃場条件により異なります。
 YMR-08は、ドローンとして「散布現場で本当に必要なものは何なのか?」を基本設計思想とし、狙い通りの農薬散布ができる散布装置を目指して開発しました。農業の現場のプロが必要とする性能を実現するために、1) 二重反転ローターによる力強いダウンウォッシュ散布機能、2) オペレーターの負担と農薬散布ムラの低減を狙いとした3つのフライトモード選択機能、3) ジ

実証実験中の産業用無人ヘリコプター「FAZER R G2」

産業用無人ヘリコプターを用いた工事用資機材の運搬事業を開始へ 九州電力の協力による送電線工事現場での実証試験を実施

 ヤマハ発動機株式会社と子会社の西日本スカイテック株式会社(以下、西日本スカイテック)は、九州電力株式会社(以下、九州電力)の協力のもと、産業用無人ヘリコプターを活用した工事用資機材運搬の実用化について検証を行ってきましたが、この度、実用化の見通しが得られたため、2019年度からの本格的な事業化を目指すこととなりました。
 ヤマハ発動機と西日本スカイテックは、九州電力の送電線建設工事現場(50万ボルト日向幹線新設工事、2022年6月運用開始予定)において、2017年度から自動航行無人ヘリコプター「FAZER R G2」を用いた工事用資機材運搬試験を行ってきました。
本年5月には、宮崎県日向市において1日あたり672kg(最大積載量26.5kg)の資材運搬を実現しています。
 今後は、九州電力の協力のもと、資材の積載方法の改善などの取り組みを通じて、安

「YMR-08」 (2018年限定発売モデル)

産業用ドローン「YMR-08」の限定販売開始について 優れた薬剤散布性能に貢献する“二重反転ローター”採用

 ヤマハ発動機株式会社は、優れた薬剤散布性能に貢献する“二重反転ローター”を採用し、軽量カーボン製ボディにより、1回のフライトで1ヘクタールの連続散布 ※1と、当社産業用無人ヘリコプター(以下無人ヘリ)に匹敵する散布品質を実現する産業用マルチローター(通称ドローン)「YMR-08」を6月から限定発売します。当製品の販売開始により当社特約店等を通じて、水田等の圃場におけるヤマハドローンでの農薬散布作業が行われる予定です。なお、当製品の本格販売は今秋を予定しています。
 当社は無人ヘリによる薬剤散布事業において30年余の実績があり、現在では無人ヘリによる薬剤散布事業は年間延べ面積100万ヘクタールを超え、国内水稲作付面積の40%以上をカバーしています。一方で無人ヘリでは対応しにくい狭小圃場では手作業のほか、近年ドローンによる薬剤散布も拡大しつつあります。

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ヤマハ発動機グループは、「世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供する」ことを目的に、人々の夢を知恵と情熱で実現し、つねに「次の感動」を期待される企業、”感動創造企業“をめざします。

ヤマハ発動機は、パワートレイン技術、車体艇体技術、制御技術、生産技術を核とし、二輪車や電動アシスト自転車などのランドモビリティ事業、ボート、船外機等のマリン事業、サーフェスマウンターやドローンなどのロボティクス事業など多軸に事業を展開、世界30 ヶ国・地域のグループ140社で開発・生産・販売活動を行い、企業目的である「感動創造企業」の実現に取り組んでいます。今や、当社製品は180 を超える国・地域のお客さまに提供され、連結売上高の約9 割を海外で占めています。http://global.yamaha-motor.com/jp/

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