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プレスリリース -

AIコンピューティング企業 NVIDIAとの協業について 無人農業用車両やラストマイルビークル等の知能化による自動化を推進

 ヤマハ発動機株式会社はこのたび、研究開発中の製品群のインテリジェント化を目的として、AIコンピューティングを牽引する企業NVIDIA(エヌビディア、本社:米国カリフォルニア州)と協業することを決定しました。

 この協業を通じて当社は、NVIDIAのGPU※1コンピューティングシステム「NVIDIA® Jetson™ AGX Xavier™」※2を採用します。Jetson AGX XavierはAI、ロボティクス、エッジコンピューティング向けに開発された世界初のコンピューターであり、果樹栽培などの農業の自動化を支援するUGV(Unmanned Ground Vehicle)、ラストワンマイルの旅客・運搬での活用が期待されるラストマイルビークル(ゴルフカーベースの低速走行車両等)、産業用ロボット、産業用ドローンなど当社の幅広い製品群に搭載することで、知能化による自動化を進めます。

※1:GPU (Graphic Processing Unit)
NVIDIAが提供する、高度な画像処理を行うためのプロセッサ。1999年、同社が世界ではじめて開発した。高度な並列演算性能を備えた点が特徴でAI(ディープラーニング)や科学シミュレーションに活用され、近年では、世界を認識して理解できるコンピュータ、ロボット、自走車などの頭脳として機能している。

※2:NVIDIA® Jetson™ AGX Xavier™
GPUを搭載し、高度なAIを実行する組み込みモジュール。ロボティクス、エッジコンピューティング、自律型マシン向けに広く活用される。

■NVIDIAの製品/サービスの採用を想定している製品群

1.UGV(無人農業用車両、Unmanned Grand Vehicle) 
農業用車両の知能化による自動化を進めることで、農業人口の減少、農作業の自動化、精密農業化の進行といった農業分野の課題解決に貢献することを目指します。

2.ゴルフカーをベースとしたラストマイルビークル
自動運転技術の進化、MaaSとの親和性向上などを通じて、中山間部等の過疎地、観光地や都市部に おける新しい交通手段の社会実装を目指します。

3.産業用ロボット/産業用ドローン/マリン製品/その他の製品群
これら製品群と共通のプラットフォーム上でAI基盤構築を進め、知能化による自動化で社会課題に応えます。

■NVIDIAの概要

設立年 1993年
本社所在地 カリフォルニア州サンタクララ
代表者 CEO ジェンスン・フアン(創業者)
従業員数 約12,000名
売上高 約97億1,000万USD(2018年1月期)

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ヤマハ発動機グループは、「世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供する」ことを目的に、人々の夢を知恵と情熱で実現し、つねに「次の感動」を期待される企業、”感動創造企業“をめざします。

ヤマハ発動機は、パワートレイン技術、車体艇体技術、制御技術、生産技術を核とし、二輪車や電動アシスト自転車などのランドモビリティ事業、ボート、船外機等のマリン事業、サーフェスマウンターやドローンなどのロボティクス事業など多軸に事業を展開、世界30 ヶ国・地域のグループ140社で開発・生産・販売活動を行い、企業目的である「感動創造企業」の実現に取り組んでいます。今や、当社製品は180 を超える国・地域のお客さまに提供され、連結売上高の約9 割を海外で占めています。http://global.yamaha-motor.com/jp/

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