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Moto2 世界選手権などで若手を育成 「Yamaha VR46 Master Camp Team」がソリダリティGP 最後に活動を終了

 8 年間にわたり、ともに若手ライダーの育成に取り組んできたヤマハ発動機株式会社とVR46 は、2024 年シーズンをもってパートナーシップを終了することとなりました。

 両社は常に、才能ある若手ライダーを支援するという目標を共有し、その最初の試みが2016 年、イタリアで実施したトレーニング・プログラム「Yamaha VR46 Master Camp」でした。そして2017 年にはVR46Junior Team の協力を得て「Yamaha VR46 Master Camp Team」を設立しプロジェクトを拡大。MasterCamp の参加者やbLU cRU ライダーにヨーロッパでレース経験を積む機会を提供しました。

 同チームは当初、FIM CEV シリーズのMoto3 クラスに参戦し、2019 年に同シリーズのMoto2 クラスにステップアップ。毎シーズン、レベルアップに努め、2022 年にはついにMoto2 世界選手権への参戦を開始しました。
 1 年目は二名のルーキー、スペインのマニュエル・ゴンザレス選手とタイのケミン・クボ選手を擁して参戦。両ライダーはチームとともに成長し、2023 年にはゴンザレス選手に加え、日本の野左根航太選手を新たに迎えました。ゴンザレス選手はこの年、複数回トップ5 でゴールし、カタールGP では2 位としチーム史上初となる表彰台を獲得しました。
 2024 年はラインアップを一新し、日本の佐々木歩夢選手とスペインのジェレミー・アルコバ選手という布陣で臨み、アルコバ選手がここまで4 位を2 回獲得しています。

 長年に渡りサポートしてくださったすべてのスポンサーとパートナーに対し、心からの感謝の意を表するともに、佐々木選手、アルコバ選手の今後のさらなる活躍を期待しています。
 また、スポーツ・ディレクターのヘレト・ニエト氏およびチームメンバー全員に感謝の気持ちをお伝えします。彼らのプロフェッショナリズムとハードワークがコースの内外で大きな成果を生み出しました。最後に、情熱と献身を持って応援してくださったファンやサポーターの皆さまに深く感謝申し上げます。皆さまの声援が、この挑戦に大きな力を与えてくれました。

小野哲(ヤマハ発動機 MS 戦略部 部長)
「Yamaha VR46 Master Camp Team の8 年間の成果のすべてを誇りに思います。このパートナーシップでは若い才能の育成に熱心に取り組み、成長と努力、そしてサーキットにおける重要な出来事をともに祝ってきました。パートナーシップの終了に際し当社は、VR46 と共有した素晴らしい時間に感謝するとともに、関係各位の輝かしい未来をお祈りいたします」

アレッシオ・サルッチ(VR46 Riders Academy ディレクター
「Yamaha VR46 Master Camp Team を通じたヤマハ発動機とのコラボレーションは非常に素晴らしいものでした。ともに歩んできたこの旅が若いライダーたちを成長させ、夢を叶えるサポートができたことを誇りに思います。プロジェクトに関わったすべての方の献身に感謝し、未来への誇りと期待を胸にこの素晴らしいパートナーシップを常に振り返ることになるでしょう」

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ヤマハ発動機グループは、「世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供する」ことを目的に、人々の夢を知恵と情熱で実現し、つねに「次の感動」を期待される企業、”感動創造企業“をめざします。

ヤマハ発動機は、パワートレイン技術、車体艇体技術、制御技術、生産技術を核とし、二輪車や電動アシスト自転車などのランドモビリティ事業、ボート、船外機等のマリン事業、サーフェスマウンターやドローンなどのロボティクス事業など多軸に事業を展開、世界30 ヶ国・地域のグループ140社で開発・生産・販売活動を行い、企業目的である「感動創造企業」の実現に取り組んでいます。今や、当社製品は180 を超える国・地域のお客さまに提供され、連結売上高の約9 割を海外で占めています。http://global.yamaha-motor.com/jp/

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