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Moto2世界選手権 野左根航太選手の代役にカスマ・ダニエル・カスマユディン選手を起用

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Moto2世界選手権 野左根航太選手の代役にカスマ・ダニエル・カスマユディン選手を起用

 2023年の開幕戦のポルトガルGPで背中を負傷した「Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp」の野左根航太選手は、第6戦イタリアGPと第7戦ドイツGPへの参加について不可能と判断されました。

 これにより同選手に代わって、「YAMAHA GEN BLU RACING TEAM ASEAN」からアジアロードレース選手権のASB1000に参戦するカスマ・ダニエル・カスマユディン選手が、マニュエル・ゴンザレス選手のチームメイトとして出場します。

 なお、6月23日~25日に予定されている第8戦オランダGPに野左根選手が出場できるかについては、再検査を受けて決定されることになります。その間、若手ライダー育成プログラム「Yamaha VR46 Master Camp」に参加経験のあるカスマ選手が代役として出場します。

小野哲談(ヤマハ発動機MS戦略部長)

「はじめに、野左根選手にお見舞いを申し上げます。Moto2世界選手権への復帰を待つ間、悔しい思いをしているであろうことは十分に理解しています。しかしヤマハ発動機としては、彼の健康と幸福をとても大切に考えています。そのため医療の専門家のアドバイスに従い、あと数週間をかけて完治を待つことにしました。それまでの間は野左根選手に代わるライダーが必要です。Yamaha Motor MalaysiaおよびYamaha VR46 Master Campのコネクションによりカスマ選手を起用することができました。私たちは彼を心から歓迎し、この期間中、できるだけ気持ちよく過ごしてもらえるよう最大限に努力するつもりです。カスマ選手は何度かMoto2に出場した経験があり、今回の復帰は興味深いことです。一緒に仕事をすることを楽しみにしています」

野左根航太選手談

「我慢しているのは簡単ではありませんが、医療アドバイザーが言うように、あと数週間は回復に専念したほうがいいと思います。残念な知らせではありましたが、チームはこの間もずっと支えてくれています。万全な体調に戻すために引き続き努力していきます。新たな目標は2週間後のアッセンでチームに合流することです。実現することを願っています!」

カスマ・ダニエル・カスマユディン選手談

「このような機会をくださったヤマハ発動機とCorreos Prepago Yamaha VR46 Master Camp に感謝の気持ちを伝えたいです。Moto2世界選手権はレベルが高いので簡単ではありませんが、このチャンスを最大限に活かしたいと思っています。またMoto2マシンに乗れることもとても楽しみです。今はAB1000で走っているのでMoto2は久しぶりですが、ベストを尽くし、チームと一緒にたくさんの仕事に取り組みます」

カスマ・ダニエル・カスマユディン選手について

国籍:マレーシア 生年月日:2000年9月2日

アジアロードレース選手権のAP250に参戦中の2016年、第1・2回の「Yamaha VR46 Master Camp」に参加。その後、2017年のマレーシアGPにワイルドカードとしてMoto3に出場、完走こそできませんでしたが、世界選手権レベルのレースにデビューを果たしました。

2019年は「SIC Intact GP Team」でFIM CEV Repsol Moto2に参戦。翌2020年には「Onexox TKKR SAG Team」でMoto2世界選手権にステップアップし、再びMotoGPパドックに戻ってきました。

一時的に活動を休止したあと、カスマ選手は新たな挑戦をスタートしました。2022シーズンは、「YAMAHA RACING TEAM ASEAN」からアジアロードレース選手権のASB1000に参戦し、優勝2回、表彰台5回などの好成績を残してランキング3位を獲得。また、その年のマレーシアGPで、Moto2に2度目のワイルドカード参戦を果たして19位で完走しました。

2023シーズンは「YAMAHA GEN BLU RACING TEAM ASEAN」からYZF-R1Mで引き続きASB1000に参戦していますが、このたび野左根航太選手に代わり、イタリアGPとドイツGPに出場することとなりました。

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