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日立製作所 執行役会長兼CEO 中西宏明が英国から大英帝国勲章を受章

Press release -

日立製作所 執行役会長兼CEO 中西宏明が英国から大英帝国勲章を受章

株式会社日立製作所 執行役会長兼CEO中西宏明は、このたび、英国から大英帝国勲章(Honorary Knight Commander of the Order of the British Empire)を受章することになりました。本勲章は、1917年に国王ジョージ5世によって創設された英国の勲章で、それまでの勲章が対象としていた政治家、軍人、役人ではなく、経済人、文化人、芸能人、スポーツ選手、社会貢献活動に従事した人など、同国に多大な貢献をした人物に授章されるものです。
中西は、英国に拠点を持つ日立ヨーロッパ社の社長や欧州における日立グループの代表機能を有する欧州総代表などを務め、鉄道事業をはじめとした日立の社会インフラシステムの導入を中心に、日英関係の発展に貢献してきました。また、執行役会長兼CEO就任後も、英国政府との関係構築など、日立グループの英国における事業拡大を積極的に図り、英国社会の発展に貢献してきました。このたびは、その功績が認められ、大英帝国勲章の受章に至りました。

日立グループは、1980年代から英国に本格的に進出し、社会インフラ事業やデジタル家電事業の拡大を図ってきました。現在では、日立グループが注力する鉄道システム事業などの社会イノベーション事業を中心に展開し、同国の経済発展に貢献しています。近年では、2007年にロンドン中心部のセント・パンクラスとケント州アシュフォードまでを結ぶ高速鉄道車両Class395を納入し、沿線地域に住む人々の利便性向上に貢献しました。また、Class395は、2012年に開催されたロンドンオリンピックにおいて、ロンドン中心部からオリンピック会場までのシャトル列車にも用いられ、オリンピック開催中の貴重な輸送手段としての役割を果たしました。2012年には、Intercity Express Programme(都市間高速鉄道)における866両の車両とそのメンテナンスを受注し、現在、現地生産体制の確立に向けて、イングランド北東部のダーラム州ニュートン・エイクリフに新工場の建設を行っており、新たに約730人の新規採用を行う予定です。また、原子力発電事業では、2012年10月に、英国の原子力発電事業開発会社であるホライズン・ニュークリア・パワー社を買収し、英国における新規の原子力発電所建設プロジェクトを推進しています。ホライズン社が保有している2ヶ所において、130万キロワット級の原子力発電設備をそれぞれ2~3基建設する予定であり、そのうち最初の発電所は2020年代の運転開始をめざしています。

日立グループは、今後も注力する社会イノベーション事業を積極的に展開し、英国の発展に貢献していきます。

中西宏明 執行役会長兼CEOのコメント

このたび、大英帝国勲章受章という栄に浴し、身に余る光栄に存じます。
日立グループは、1982年に、英国・ロンドンに欧州拠点である日立ヨーロッパ社を設立して以来、社会インフラシステムの導入などをはじめ、英国とは四半世紀にわたり、深い関係を構築してまいりました。私自身も、日立ヨーロッパ社の社長や欧州における日立グループの代表機能を有する欧州総代表を務める中で、英国をヨーロッパにおける重要拠点の一つと位置づけ、さまざまな活動を積極的に進めてまいりました。こうした活動が英国政府はじめ、皆様に評価していただきましたことは大変嬉しく、また心から感謝しております。
今回の受章を励みとし、これからも今まで以上に、日本と英国の友好の架け橋となるような活動を進めてまいる所存でございます。

以上

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