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【ニュースレター】託児施設でも人気です。オートバイの絵本
事業所内託児施設に「オートバイの絵本」
子育て世代の社員を支援する、当社の事業所内託児施設「わいわいランド」。2005年に開所した同施設では、0〜6歳のグループ社員の子どもたち約50人の保育が行われています。会社の就業カレンダーに準じた施設運営や、急な残業にも対応する延長保育など、事業所内保育所ならではのさまざまなフォローアップで子育て社員の「仕事と家庭の両立」を支援しています。
さて、写真をご覧ください。子どもたちが抱えているのは、「おしゃべりヘルメット」「きょうはどこいく?」「けんちゃんてんちょう」など、すべてオートバイをテーマにしたオリジナルの絵本です。その数、じつに40作品。今年7月に東京・青山で開催し、約2,000人が来場した「YAMAHA はしれ!絵本展」の展示作品が同施設にも届けられ、保育士による読み聞かせに、また自由読書に、大活躍しています。
読み聞かせでもオートバイの絵本は大人気
幅広い世代にオートバイの魅力をひろげたい
「既存のお客様だけでなく、より幅広い世代の人びとにオートバイの魅力をご理解いただきたい」と話すのは、当社コーポレートコミュニケーション部の木村真理子さん。オートバイをテーマにした絵本の制作は、そのアプローチの一つとして企画されました。
「たとえば、パパがツーリングに出かけちゃうと、ボクとママは置いてけぼり。きっとそんな気持ちになってしまうお子さんもいると思います。パパがどこに行っているのか、何をしているのかもわからない。でも絵本を通じてそれを知ることができれば、もしかしたら『パパ、かっこいい』、『ボクも行ってみたい』、『オートバイっておもしろそう!』と感じてくれるかもしれません。そうやって家族の理解が深まることで、お父さんもツーリングに出かけやすくなるかもしれませんし……(笑)」
40人のライダーから寄せられたオートバイへの思い、そしてオートバイにまつわるさまざまなエピソードのヒアリングにより、40人の絵本作家の手によってかたちになった「オートバイの絵本」。オートバイの魅力や楽しさだけでなく、オートバイだからこその不便さや大変さなど、その内容もバラエティに富んでいます。
「じつは私の娘も、わいわいランドにお世話になっているんです」と木村さん。「まだ、物語の内容をしっかり理解できる年齢ではないのですが、私が仕事をしている間、もし絵本を通じてオートバイに親しんでくれているとしたら、それは本当に嬉しいことですね」
お子さんを託児施設に預けて働くママの気持ちと、家族を残してツーリングに出かけるパパの心情。互いに分かり合えたら、一層、家族の絆が深まるかもしれません。
7月に開催した「YAMAHAはしれ!絵本展」には、私もスタッフとして参加しました。当日は家族連れだけでなく、若いカップルなど幅広い人びとにご来場いただき、絵本を手に笑顔あふれる素晴らしいイベントとなりました。その絵本のページをめくりながら、パパやママのお迎えを待つ子どもたち。パパやママの仕事に親しみを持つきっかけになるかもしれません。 (広報グループ: 石田 大樹) |